2014年の振り返り

年が明けてからカメラメーカーのサービス窓口へ出向き、カメラの点検と清掃をお願いしてきました。
年始のうちにメンテナンスをしっかりして、撮影に備えておかなければ。
異常なしで、今年もしっかりがんばってもらえそうです。

さて、今さらな気がしないでもないですが、毎年恒例なので2014年の振り返りを投稿します。

1、出張撮影が増える
ありがたいことに、出張撮影のご依頼が前年に比べると格段に増えた年でした。
リピーターの方やご紹介いただいた方々、当ウェブサイトをご覧になってご依頼をくださった方々など、思いがけないご縁で撮影の機会をいただき、本当にありがとうございます。
これを励みに、ますます精進してゆきたいと思います。

2、神社にたくさん参詣
これは1と関連して、お宮参りや七五三などで神社へ伺う機会も増えました。
2014年に多かったベスト3は、明治神宮、琴平神社(川崎市麻生区)、赤坂氷川神社でした。
伺うたびに私も感謝の気持ちで参拝し、なんとなく心が清められてゆくようでした。
2014神社.JPG(赤坂氷川神社)

3、着物を着るようになった
自分にとって大きな変化が着物でした。
(始めた動機など詳しくはこちらをどうぞ。)
着付けを習い、あちこち着物で出かけて歩くようになると、「お着物友だち」ができて世界が大きく拡がり、勉強もしながら楽しんでいます。
七五三などのお祝いの機会には着物を召されるお客様も多いので、美しい着物姿を写真に残してさしあげられるように心を配ってゆきたいと思います。
2014着物.JPG

4、畑をはじめた
昨年は川崎市麻生区で有機農法の野菜栽培をされている松下さんの畑におじゃまするようになり、土いじりの機会や四季の恵みをいただきながら、写真を撮らせていただきました。
そして、さらにはりきって自分たちでもやってみようと、近隣にあるシェア畑をお借りして野菜作りをはじめました。
ほんのわずかなスペースなのに、土起こしをしただけで身体ががたがたになり、農家の方のご苦労を改めて実感しています。
これからの収穫が楽しみです。
2014松下さん畑.JPG
(これは松下さんちの畑。育つものすべてが力強くておいしい。)
2014畑.JPG
(我が家でもちょぼちょぼと葉物野菜から。)

5、ライターのお仕事続ける
前年に引き続き、ムック本の執筆のお仕事もさせていただきました。
インタビュー取材をさせていただいたものもあれば、コラムの執筆でご協力したものなど、関わり方はそれぞれですが、どれも自分の領域を拡げてくださったお仕事でした。
DSC01567.JPG

6、高尾山にのぼる
山歩きを楽しもうとあちこち検討したものの、結局は一番気軽な高尾山となり、仲間や家族で計3回出かけました。
日本一傾斜の大きいケーブルカーに乗ったり、裏道から上ったり、暗闇の中を降りたりと、毎回違うコースを歩いて楽しみました。
それでもまだ行ったことのないルートがいくつもあるので、引き続き楽しみたい場所です。
2014高尾山.JPG

7、国立競技場にお別れする
大改修を前に、国立競技場が取り壊されることになり、公開最終日にお別れに行ってきました。
ここは東京での初仕事以来、人生のひととき通って修行をさせてもらった場所でした。
50年前の東京五輪のようにブルーインパルスが旋回し、最後の聖火も点されました。
2014国立2.JPG
2014国立3.JPG

新しく生まれ変わるときも、神宮の緑と風が気持ちいいこの眺めもあったらいいなと思います。
2014国立1.JPG
 
こうしてみますと、地に足をつけた活動ができた年だったなと思います。
無事に1年を過ごすことができましたのも、ご愛顧くださった皆さまのおかげです。
心から感謝申し上げますとともに、本年も引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
| Sayuri Inoue | 【コラム】 写真をめぐる物語 | 00:33 | comments(0) | - | - |
着物の手習い

この5月から、着物の着付けを習っています。
「おばあさんになる前にやっておきたいこと」のひとつとして、自分自身が近年やってみたいと思っていたところ、今年に入ってから習い始めた友人の影響があり、着付けの先生を紹介していただきました。
出張着付け教室です。

出張つながりでお願いしてみたところ、着付けはもちろんのこと、箪笥の着物や帯、小物も見ていただいてアドバイスをいただけるので、本当によかったと思っています。
先生には毎回遠方からご足労いただいているのですが、教室に通うのと違って着物を持ち運ぶ必要がないため、ありがたいシステムです。

20140711_002.JPG

着物を始めて得た気づきや学びはたくさんありすぎて、すべてを列挙することは割愛しますが、ひとつ挙げるとすれば、「きれいな着付けを知ることは写真撮影のときに大変役立つ」ということです。

お宮参りや七五三などの撮影では、子どもさんだけでなく、ママやおばあちゃまも和装ということがあります。
そうした時に、襟元や帯・裾回りなど、ちょっと目が届いて直してさしあげることができたら、少しでもきれいにお写真に残してさしあげられると思いました。
写真を撮る前には、髪型やネクタイなど目を配るようにしているのですが、知らないことは目に見えてはいても、意識の中に入ってこないものです。
自分で着付けをしてみると、気をつけなければいけないポイントがよく分かりますので、意識ができるようになったことは大きな収穫でした。
実際、国家資格である「写真技能士」の筆記試験には、和装の着付けに関する設問もカバーされるので、必要な知識を遅ればせながら学ばせていただいております。

自分で着物を着てみると、着物姿の自分を写真に残しておきたいという気持ちが起こることにも気づきました。
これには自分でも驚いています。
着物を着るときは、その日の天候や季節の風物を意識して、帯や小物のコーディネートをあれこれ考えてから着るからでしょうか。二度とないかもしれない今だけの取り合わせを感じるからかもしれません。

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(夏のコーディネート。絹紅梅の小紋、麻の帯、藍白の帯揚げと紺藍の帯締め。)

そこで、着物の写真撮影の楽しみも覚えるようになりました。
着物姿を撮影する楽しい撮影会も企画していきますね。

IMG_9143.JPG
(京都の鴨川のほとりで。いろいろな帯結びが楽しいです。)
| Sayuri Inoue | 【コラム】 写真をめぐる物語 | 22:55 | comments(0) | - | - |
証明写真を撮る

日差しに恵まれた週末、履歴書などに使う証明写真撮影のご依頼で、社会人2年目の青年を撮らせていただきました。

まずはじめに気をつけていることは、お顔にまんべんなく光が回るようにすることと、頭髪や衣類の乱れがないように整えることです。
とくに男性の頭髪は気になってしまい、一度注意が引き付けられてしまうと印象に大きく影響してしまうようですね。
撮った後の写真を見て、はじめて髪の乱れなどに気づくという取り返しのつかないことにならないよう、撮る前に一呼吸つき、ひとつひとつ「髪の毛よし、ネクタイよし」と確認をするよう心がけています。
というのも、写真を撮ってみると、自分の目で見ているつもりでも、気持ちがほかのところにあると全く見えていない(気づかない)ということがあるからです。
何事にもいえると思いますが、心のあり方って大事なのですね。

お顔の表情は、時間の経過や光の具合で見え方が全然違います。
ポートレートをお撮りしたときもそうなのですが、お撮りしたいろいろなカットを見ていただくと、撮られたご本人がそれに一番驚かれます。
その中にお気に入りを見つけていただければ、撮らせていただいた者としては何より幸せで、写真はご自分を知るひとつの方法にもなりえます。
鏡の中の自分には見えないものが写真の中に見えるかもしれません。
自分を客観的に見つめて新たな気づきを得ることが、自信や発奮のもとになることもあるでしょう。
写真が自分の心のあり方を変えることもあるのだなぁとも思っています。

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(撮影場所にした大学のキャンパスには、早咲きの桜がひっそり花開いていました)

 
| Sayuri Inoue | 【コラム】 写真をめぐる物語 | 11:10 | comments(0) | - | - |