赤ちゃんの成人記念写真

 

まずはこの写真をご覧ください。

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写真を仕事にして3年ほど過ぎた頃に撮った写真です。

身近な高校の同級生に初めて生まれた赤ちゃんで、誕生がうれしくて会いに出かけて撮らせてもらいました。

モノクロフィルムで撮って、当時住んでいた住まいの風呂場で夜通し現像してプリントしたものです。

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この赤ちゃんが成人し、この春から海外へ留学するということに。

先日、20年経って再び撮らせていただきました。

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誕生から毎年、友人からの年賀状で成長を見守ってきましたが、実際に対面するのはなんと20年ぶりです。

今では家族写真の撮影で赤ちゃんを撮らせていただくこともありますが、成人となって再び撮る機会をいただけたのは私にとって初めてのことで、カメラマン冥利に尽きるものでした。

ほんのわずかなひとときでしたが、両親である友人も一緒に笑顔の写真を撮ることができて、幸せな時間でした。

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(ご本人より掲載のご快諾をいただきました)

 

当時はがむしゃらに写真を撮りまくっていましたが、あれから20年が経って、いろいろありながらも当時と同じ仕事をさせていただいていることに改めて感謝をしております。皆さま、本当にありがとうございます。

 

| Sayuri Inoue | 【撮影記】 | 23:06 | comments(0) | - | - |
ウェブメディア用のインタビュー撮影

 

進級や卒業を控えたこの季節、先日おじゃましたのは、男子校御三家の武蔵中学高等学校もある武蔵大学です。

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ここで、経済学の立場から働き方を研究されている先生のインタビュー写真をお撮りしてきました。

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今回のインタビューは、企業のウェブメディアに掲載されるもので、スマホやパソコン画面から読む記事用です。

これまでの紙媒体の雑誌用の撮り方と大きく違う点は、横位置の写真が主なところでしょうか。

雑誌では、左右にめくるため、ページレイアウトのデザインの関係で、横位置だけでなく、必ず縦位置を多めに撮ります。

ところがウェブの場合は、上から下へスクロールして読むため、文章の合間に横位置の写真が置かれることが多く、縦位置の写真がそのまま使われることはあまりありません。

 

バリエーションを多くするために、さまざまなアングルから撮ったり、近づいたり引いて撮ったりするのですが、横位置だけの場合は、背景が左右に長くなるので、広角レンズを使うことも多くなります。

 

使い勝手のよい写真をできるだけ多く提供することを心がけるところは、どんなメディアであっても変わりませんが、実際に撮ってみると、これまでの慣れた紙媒体用とは違う気づきがあり新鮮でした。

| Sayuri Inoue | 【撮影記】 | 23:23 | comments(0) | - | - |
EOS5D MarkIVについて

 

「月曜の昼下がり、待ち受けていたジュラルミンケースが届く。
ずしりとした重さを腕に感じながら、矢庭にケースを開けると、そこには鈍く光る銃口が・・・」
ということはなく、ケースに入っていたのはコレです。

 

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EOS5D MarkIVのボディとレンズのセット。

キャノンさんが貸してくださいました。

 

発売から1年以上が経っていますが、私が使用しているモデルの最新機種です。
光学機器を使用する写真において、テクノロジーの進化は目覚しく、最新機種が最高スペックとなることは自明なのですが、
果たして自分が本当に必要としているスペックがどこなのかは、各人が見極める必要があります。

 

人物写真を主に撮影する私の場合は、現在のサービスを始めて以来、1度機種のアップグレードをしました。
スナップ撮影が多いので、スペックが上がることで可動粋が拡がり、画像データもより質の高いものをお客様へご提供できるので、それは必然的な対応だったと思います。

ただ、メーカーの技術者の方々が心血注いで開発してくださっているだけあり、カメラはデジタルになってからますます高価なものになってしまいました。
ざっとフィルムカメラの2倍以上です。
本当にこの機種が必要か、ここは賢く見極めたい。
このため、今回はメーカーさんが提供くださったお試しの機会をありがたく受けさせていただいたというわけです。

 

使い勝手は、今使っているものと変わりなく、違和感もありません。
これは、仕事として使用するときには重要です。
ボタンやダイアルの仕様が変わってしまうと、いちいち取り扱い説明書で覚えなくてはならず、とっさの設定変更をするときなどに戸惑ってストレスになります。
新しい設定が増えているので、取り扱い説明書を見ながら研究や練習はすることになりますが、それはあくまでもオプション。
基本設定が変わらないのは安心です。

 

早速、新機種を下げて撮りに出かけたのですが、一番驚いたのは、オートでの測光が飛躍的にアップしたことでしょうか。
何しろ、何の補正もなく、ド逆光の被写体に向かって下方からシャッターを押したものがこちら。

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この条件で、オートでここまで適正に近い露出で撮れたのはコレが初めてです。
ヒストグラムを見ると、そのすごさがわかります。

 

こんな撮り方をしたら、通常は顔が真っ黒につぶれ、救いようがありません。
ポジで撮ったら、即ボツです。
この状況下での撮影では、シャッターを押す前に、2段半開放にする補正をカメラにしておかなければまともに写らないところ、このMarkIVは、画面を252分割して瞬時に測光してくれるため、押すだけでここまで自動補正をしてくれる。
これだけでも、最新機種のすごさがわかりませんか?

 

本音では、しばらく機材への出費は控えたいところでしたが、使ってみて、「やっぱ道具だしなぁ」と揺れております。

| Sayuri Inoue | 【撮影記】 | 16:22 | comments(0) | - | - |