パンフレットの撮影 〜港区ゆかしの杜

 

薫風戦ぐよい季節ですが、不覚にも腰を痛めてしまった井上です。

これがぎっくり腰なのでしょうか。

かろうじて動ける状態を保っていますが、可動粋をこれ以上広げるとやばい、という腰からの叫びを聞きながら、そろりそろりと動いているプチぎっくり状態であります。

出動を週末に控え、事務作業をしながら療養中。

皆さんもどうぞお気をつけてくださいね。

 

さて、久しぶりに最近の撮影からご紹介です。

こちらは、内田祥三建築の「国立保健医療科学院白金庁舎」。

この春から「ゆかしの杜(もり)」として竣工しました。

ゆかしの杜全景_004.JPG

 

港区白金の丘の上、東京大学医科学研究所内にある旧国立公衆衛生院です。

1938年に、ロックフェラー財団の寄贈により建てられた立派な建築ですが、ずっと放置されたままになっていました。

これを、港区が購入。

大掛かりなリノベーションを経て、なんと、この春から港区の公共施設として活用されることになったのです。

ゆかしの杜中央ホール_001.JPG

(中央ホール部分)

 

この春から建物の一部を子育て支援と在宅緩和ケア支援センターとしてすでにオープン。

認可保育所だけでなく、スポット利用できる保育サービス、親子で立ち寄れるスペースもあります。

6Fには一輪車もできる遊戯室がある学童もオープン。

ゆかしの杜学童クラブ_008.JPG

 

こんなクラッシックな施設で過ごせる子どもたちがうらやましい。

 

そして、残りの部分は、11月にはカフェとショップを併設した郷土資料館として活用されることになっています。

 

こんな素晴らしい建築を有効活用することになった港区のご英断に拍手です。

このたびは、ここのパンフレットの撮影をさせていただきました。

ありがとうございました!

 

※ゆかしの杜について、港区の詳細はこちら をどうぞ。

| Sayuri Inoue | 【撮影記】 | 15:48 | comments(0) | - | - |
桜に雪

 

お彼岸の昨日は、寒い1日でした。

東京でもまさかの降雪。

それまでの暖かさで一気に開いた桜の花に、冷たい雪が降りました。

 

こんな日は、できれば部屋でぬくぬくと雪見でもしたいところですがそうもいかず、出かけついでに雪の中でがんばっている桜を撮ることにしました。

 

レンズは70-200ミリのズームの長玉1本。

これに水濡れ対策として、レンズ用のかっぱで武装。

このかっぱ、最長の望遠である600ミリレンズにも巻くことができる長さなので、ご覧のようにぐるぐる巻きであります。

lens cover.JPG

 

撮ってみると、雪をいかに「雪」としてわかるように撮るかが一番の課題です。

まだ雪が花に積もっているわけではなにので、花をアップにすると、雪は写らず、雨に濡れた花の姿にしか見えなくなってしまいます。

そこで、白い雪がわかるように、黒い幹をバックに少し引いて撮ってみました。

sakura.JPG

雪を雪らしく撮るには、白い雪の粒をしっかり捉えるところにありそうです。

シャッタースピードが遅いと動きが流れてしまい、雨だか雪だかわからなくなってしまいます。

降っているものが雨でなくて雪に見えるようにするには、シャッタースピードを速くして、白い雪の動きをしっかり止めて写すことにあるようです。

 

寄ってだめなら引いてみるということで、雪が降っている様子がわかるように、遠くの景色を望遠で圧縮して狙ってみました。

snow&sakura.JPG

大写しにならないと伝わりづらいのですが、こちらの方が雪と桜をよりうまく捉えられたようです。

 

厳しいお天気のときでも、カメラを持って出かけるといろいろな気づきと学びがありますね。

この寒さで、より長く今年の桜を楽しめるとありがたいものです。

| Sayuri Inoue | 【撮影記】 | 22:54 | comments(0) | - | - |
赤ちゃんの成人記念写真

 

まずはこの写真をご覧ください。

20yearsbefore1.JPG

 

写真を仕事にして3年ほど過ぎた頃に撮った写真です。

身近な高校の同級生に初めて生まれた赤ちゃんで、誕生がうれしくて会いに出かけて撮らせてもらいました。

モノクロフィルムで撮って、当時住んでいた住まいの風呂場で夜通し現像してプリントしたものです。

20yearsbefore2.JPG

 

この赤ちゃんが成人し、この春から海外へ留学するということに。

先日、20年経って再び撮らせていただきました。

20yearsafter.JPG

 

誕生から毎年、友人からの年賀状で成長を見守ってきましたが、実際に対面するのはなんと20年ぶりです。

今では家族写真の撮影で赤ちゃんを撮らせていただくこともありますが、成人となって再び撮る機会をいただけたのは私にとって初めてのことで、カメラマン冥利に尽きるものでした。

ほんのわずかなひとときでしたが、両親である友人も一緒に笑顔の写真を撮ることができて、幸せな時間でした。

20yearsafter1.JPG

(ご本人より掲載のご快諾をいただきました)

 

当時はがむしゃらに写真を撮りまくっていましたが、あれから20年が経って、いろいろありながらも当時と同じ仕事をさせていただいていることに改めて感謝をしております。皆さま、本当にありがとうございます。

 

| Sayuri Inoue | 【撮影記】 | 23:06 | comments(0) | - | - |